ナイトランナー

自転車に乗らない日は小一時間ほどジョギングすることにしている。

このところの雪で路面はグチャグチャなので山へ行ってもあまりおもしろくないだろから、今朝も近所を走ってきたんだけど、なんか不完全燃焼感があってモヤモヤしていたので20時くらいに家を出て、また朝と同じルートを走ってきた。

普段なるべく未舗装の道を走るようにしているので、きっと街灯もないだろうからと念の為自転車用のライトを手に持っていったんだけど、これがなかったら漆黒の闇の中を走ることになったので持っていってよかったー。完全に夜をなめていた。

ライトで足元を照らしながら走っていると普段走っているのとはまったく違う感じで、余裕で道を間違えたりするし、木の陰になんかいるように見えてビクッってしたり、実際にネコがいてビクッってしたりしてた。

でも、誰もいない夜道は刺激的で開放的だったなー。月も星も見えたし。

酒もやめて、そもそもCOVID-19で人と会うことが減ったのですっかり夜に出歩くということが減ってしまったけど、ちょっと前まで夜は外で遊んでいることの方が多かったんだっけ。夜中に繁華街でふざけまわってたり川べりを歩いたりしていたのが、すごく遠いことのように感じる。

すっかりライフスタイルも変わってしまって、昔のようにはいかないし、そんな時間もないんだけど、あの時に感じていた開放感を今また別なアプローチで探索してくのは案外面白いんじゃないだろうか。と風呂に浸かりながら考えていた。