ひとり遊び

今月は雨が多くてあまり自転車に乗れていない。日曜日から雨になるということで土曜日にまとまった距離が走れる山に遊びに行ってきた。以前ここでコーヒーを飲んだのが楽しかったのでコーヒーセットも持って出発。

したのはよかったんだけど、てっぺん付近は残雪があり路面はドロドロ。粘土質の坂でスリップするし、木の根もツルツルでコケて滑落するイメージしかわかない。一人で走っているとこういうネガティブなイメージを払拭するのは難しいんだよなー。

洗車が大変だった

とにかくコーヒーを淹れたらどうにかなるだろうと、開き直って泥だらけのままアルコールストーブで湯を沸かしてコーヒーをいれ、コンビニで買ったドーナツを食べる。これだけで十分美味しいけど、やっぱ豆自分で挽いた方が美味しいだろうな。

途中のコンビニでモンカフェを買った

ひとりで遊ぶとストイックになりがちで、坂があれば全力で登ろうとするし、難所があれば戻って反復練習をする。コーヒーを淹れれば豆にこだわりたくなる・・・・。

多分表情も真顔で人が見たら「この人楽しいんだろうか…」と思うかもしれない。人と一緒におしゃべりしながら活動すると大声で笑うし、インスタントコーヒーだろうがお湯だろうが美味しく感じる。ハー楽しかったーってなる。

昔から飲み会の感じをしたりイベントを取り仕切ったりしていたので、どちらかというと人とのコミュニケーションが得意なイメージがあるっぽいのだけど、それは「そういうロールになるとやっちゃう」という感じで、特にプライベートで人を誘ったりするのがとても苦手。

誘われるのは好きで、最近でこそ家族の時間を大事にするようになったけど、集団の大小にかかわらずひょいひょいと参加するし、参加したからには盛り上げるし大いに楽しむけど、自分で誘うのは苦手。

なんとなく拒絶された時の複雑な気持ちに向き合いたくないというのが大きいのかなーと思っている。酒が入っている時は割と気軽に誘ったりするので。あと、誘うからにはこちらから何か与えるものがないといけないという気持ちがある。誘われても何かを与えて欲しいとは思っていないのに。

食事とかなら金銭的に解決できるけど、特に自分が初心者のアクティビティの場合、自分は何も与えることができないというビハインドも手伝って気負ってしまうのかもしれない。それどころか誘ってもらった時にがっかりさせないよう、きちんと練習しておこうという気すらある。

確かに何かにつけて「相手をがっかりさせたくない」という気持ちがありそう。これは原動力にもなるけど制約にもなるので、この思考のクセとどう付き合っていくかは今後も考えていきたい。

なんだかんだで楽しい