YAPC::Hiroshima 2024

前回のYAPC::Hiroshima 2023に続いて、今回もデザイン周りと当日運営のお手伝いをしてきた。

2/9-11まで、前日入りの二泊三日。アフターイベントにも参加したかったのだけど、残念ながら調整が難しかった。

当時は「小田原 Hameeの間」というホール*1の部屋リーダーだったので、メンバーになんとなく当日の流れを説明して役割を振って、自分は司会進行した。

司会進行といっても特にトラブルがなければ全トーク見られる。

各トークの感想

2024年冬のPerl

お馴染みのcharsbarさんのPerlのアップデート。残念ながら急遽リモート登壇という形になった。

リハでは問題なかったのだけど、参加者が続々と部屋に入ってくると回線が途切れるようになり音声が途切れる状態に……。

配信班の方が機転をきかせて一旦テザリングに切り替えつつLANケーブルを敷設するというアクロバティックな活躍によって、その後は安定した。隣で見てただけだけど、RTAハンパなかったっす!

Go to Cloudflare Workers ~ 移行から 0.5 年以上運用する(codehexさん)

最近よく耳にするCloudflare Workersとその周辺スタックのお話。ピタゴラ装置的Web Hooksとそのデバッグ大変だよなーという。

DiscordでCloudflareの開発者とコミュニケーションしているという話で、中の人とそういった場でコミニケーション取れるのは面白いなと思ったり。

NOT A HOTELさんの法被がよかったなー。スタッフTシャツもいいけど法被にするのも祭感があって楽しそう。

awkでつくってわかる、Webアプリケーション(やんまーさん)

HTTPしゃべるところからはじまったのでおどろいた。けどこうやって一通りWebアプリケーション作るのはどの言語を学ぶにあっても有用だよなー。

謎挙動が解明できないのでNginxでリクエスト書き換えて解決しているのが、急に巨大が斧が出てきたみたいな感じで面白かった。

自分も遥か昔にPerlでsocket開いてブラウザでアクセスして「うおー」とかやったので、その時の感動を思い出したりしていた。

rakulangで実装する! RubyVM(八雲アナグラさん)

RubyVMの話とか難しそうだなーと思っていたんだけど、以前Nand2Tetris(コンピュータシステムの理論と実装)を一通りやっていたので、「言ってることがわかるぞ!」となって感動した。

もちろん八雲さんが初歩的な部分からわかりやすく解説してくれているというのもあるし、ちゃんと理解できてるかっていうと全然怪しいんだけど、それでも自分が学習したこと生きたような感覚があって嬉しかった。

新任エンジニアリングマネージャーのための「ぼうけんのしょ」

あらたまさん、昔から活躍を目の当たりにしているけど、毎回のアップデートがすごくて何かのマンガの主人公なのかなー。

資料の引用元が豊富で、相当勉強されながら実践もされているのだろうなと感心した。

タワレコ店員から20年くらいエンジニアとして働いて学んだこと(Toru Kobayashiさん)

koba04さんというとスーパーフロントエンジニアなわけだけど、そんなKobayashiさんも新しいチャンレンジをするときは怖いとおっしゃっていたのが印象的だった。自分のバックグラウンドと重なるところも多々あり得るものも多かった。

「好き」であるというのはすごいパワーだし、その力で継続できるのは素晴らしいと思いつつ、好きじゃなくもやらなくちゃいけないことや、好きなことになかなか辿りつかないこともあるよなーとも思う。

最近はそのような場合にどうやっていくかに関心があったのだけど、ヒントは翌日に行った平和記念資料館で見つかった。

There's More Than One Way to Type It! (弾さん)

せっかく弾さんにPerlのクイズ出してもらったのにうまく答えられなかった!Perl力マジで低まっている……。

YAPCでは毎回、弾さんがいかにPerlとそのコミュニティに貢献したかということと、最前列からいきなり参加してくるのもYAPCの一つ。ということをさりげなくお知らせする係をしている。

cpanmの依存関係解決の仕組み ~若者のPerlへの挑戦記~ (4tsさん)

前回のYAPCに感化されて登壇しようと決意したとのこと。前回も運営に関わっていたのでこういった参加者が増えてくれるのは本当に嬉しい。

普段使っているパッケージマネジャー「賢い人々がいい感じにやってくれているのだろうなー」と思っているだけで中身に触れようとしてこなかったので、ちょっと覗いてみようと思った。

メインホール

イベントの最後の頃、子連れでロビーにいた方がなんか気になってしまって、メインホールのセッションはほとんど聞かずにずっとお話ししていた。

Perlのことやプログラミングのこと、子育てのこと、仕事のこと。

元々YAPCにはロビーや庭でおしゃべりするのも醍醐味の一つというカルチャーがある(と思ってる)ので、色々な参加の形があっていいなーと思う。

懇親会

miyagawaさんにインボイス制度と電子帳簿保存法について愚痴ってた。

あと、takesakoさんの闇トーク聞きそびれた。

スタッフをして

ほぼ毎回スタッフとして参加してるのは楽しいから。特に当日はお祭りなので超楽しい。色々な人と出会えるし顔も覚えてもらえるし、お弁当もノベルティももらえるし、いいことしかない。

でもコアのコアにいるスタッフはめちゃくちゃ大変。

当日はもちろん、1年にわたる準備期間中あらゆる事柄が彼らに寄せられ、それを検討し決断してる。僕は行き交う情報量に圧倒されて、早々に自分の制作物だけをきちんと納品することだけに専念することに決めてしまった(すいません、、、)

あれいったいどうやって捌いてるんだろう。機会があったらじっくり聞いてみたい。

あと、プレッシャーも超でかい。参加者からの期待もスポンサーからの期待もでかい。事故はないか怪我はしないか。お腹空いてることはいないか……。当日も最後の最後まで息をついてる暇もない。

これ全部ボランティアでやってるとか信じられる?信じられない!すごすぎる!

今回も本当にマジでお疲れ様でした。ありがとうございました!!!

この人たちのほとんど狂気みたいな頑張りがあってこそのイベントだというのは決して忘れてはいけない。

まとめ

いつまでも あると思うな YAPC

*1:スポンサーさんの名前をつけられる